DN Technology &
Innovation株式会社

実験的なチャレンジを繰り返し
新しい価値を世の中に還元したい

関西在住で同じEnterprise Application事業本部メンバーである大橋と出野が働き方と、SAPコンサルタントの新しい将来像について語り合いました。
出野:私たちは同時期に入社して数ヶ月経ちましたが、対面でお話する機会は今回が初めてですね。改めて大橋さんのこれまでの経歴を教えていただけますか?
大橋

Zoomではほぼ毎日顔を合わせていますが、こうして実際に面と向かうと何か不思議な感じですね。私は大手エンジニアリング会社でキャリアをスタートして、その後ビジネスコンサルタントに転身しました。コンサルタントとして働くうちにERPに大きな魅力を感じてSI会社へ転籍し、今日までERPプロジェクトマネージャーとして活動してきました。

出野

非常に貴重な経験を積まれていますね。いつも私が相談をする際に、尋ねたことだけでなくお客様の取り巻く課題を踏まえたアドバイスを的確に頂けるのは、システムの広い知識とビジネスコンサルタントの経験に基づいているのですね。そんな経験豊富な大橋さんがDNTIにジョインされたきっかけは何だったのでしょうか?

大橋

これまで数十年、お客様のプロジェクトに第一線で参画してきましたが、これからは今後の業界を担っていく後進の育成に力を入れたいと考えたのがきっかけですね。
SAPをパッケージとして導入するだけでなく、SAP BusinessTechnology Platform(SAP BTP)に始まる様々な周辺技術を活用して、SAPの領域でより新しい価値を産みたいと常々考えていました。DNTIではそれが実現できると確信したところが大きいです。働き方の面でも、前職は東京での単身赴任が長かったのですが、大阪の自宅で仕事ができるようになるというところも魅力の一つでしたね。

大橋 基
Enterprise Application事業本部 Senior Manager
出野 翔
Enterprise Application事業本部 Consultant
出野:そうですよね。DNTIはフリータイム・フリーローケーション制でそれぞれが好きな時間に好きな場所で働けますから、普段は私も自室から社内外問わず打ち合わせをしています。私は子どもがまだまだ小さいので、成長を間近で見ながら仕事ができるのはありがたい環境だと思っています。
大橋

ワークライフバランスの充実は良いアイデア・良い仕事を生み出すことにも繋がりますから、これからのデファクトスタンダードになるものだと思います。SAPコンサルタントもクライアントのオフィスに必ず出社するような形から、日本中オンライン上で接続してプロジェクトに参画できるように変化していますよね。住む地域に関係なくチームビルディングができるので、これからは地方に住みたいけれど都市から離れられないという方の活躍の場がどんどん拡がると思います。DNTIとしてもそんな地方在住の方々と一緒に仕事をしたいですね。

大橋

その一方で、完全にリモートワークだけではカバーできないこともあるのではないか?とも感じています。例えば同僚の人となりの理解が進みにくかったり、オンとオフのメリハリが付きにくかったり。リモートワークをしたことがある人は皆さん一度は感じたことがあると思います。対面時のようなフランクな会話から生まれる「価値の種」が出にくいことを前提に、会社としての工夫が必要になりますね。

出野

私も日常のコミュニケーションから生まれる「価値の種」を意識的に生む必要を感じています。前職でもSlackを使っていたので、Slack上だとこんな使い方をすると活性化しますよ!というレクチャーの機会を頂いたり、若手数名を集めてNotionで社内ポータルを新たに導入したりといった活動に取り組みました。入社早々ではありましたが、みんな面白がって意見を出し合ってくれたのはDNTIのいい所だと思いますね。

大橋

出野さんも積極的ですし、他の関西メンバーもバラエティに富んでいる方が多いので、定期的に集まってアナログでも価値創出の機会を作って行きたいですね。

出野

いいですね!DNTI関西チームで一丸となって、自社のバリューである「共に創ろう」を実践していきたいですね!

出野:我々の所属するEA事業本部がSAPに着目して事業展開するにあたり、大橋さんが考えている若手への期待や今後の展望を教えてもらえますか?
大橋

まずSAP事業の今後の展望として、やはり2027年問題が避けられない話題かと思います。SAP関係者には言わずもがなですが、S/4 HANAへの移行/刷新期限が2027年に迫っているため、SAPコンサルタントの需要がそれまで高止まりすることは間違いありません。ただ2027年より以降となると、SAPの導入カスタマイズに長けているコンサルタントというだけでは、生き残りは厳しくなっていくと思います。

出野

そうですね。SAPコンサルタントで働いている若手の中でも、2027年より先にどのように働いていけるか、不安を持っている人も少なからずいると思います。DNTIでSAPに関わる事業をこれから立ち上げていく中で、そのような課題を解決できる方針は何かありますでしょうか?

大橋

思い当たるキーワードが1つあります。それは「内製化」です。これまでのSAPプロジェクトの多くは、社外のコンサルタント主体で実施されるため、基幹の業務機能は充実するものの、Nice to Haveの機能やユーザ目線での使いやすさ、データを活用して新価値を発想できるような機能は、導入時の実装から溢れがちでした。正確な業務の遂行と記録を第一義とするSoR(System ofRecord)から、お客様のDXを支えるSoE(System of Engagement)へSAPを昇華させるためには、お客様ご自身がSAPの内製化力を高め、継続的な改良・改d善を行えるようになることが、これからは重要になると考えます。

出野

内製化というと、これまでのようにベンダーやコンサルタントが主体となってシステムの要件定義や構築を進めていく方法からの大きな転換になるという印象を受けます。

大橋

そのとおり。2027年の壁の先では、SAPコンサルに求められるものは外部委託による上意下達のERP刷新を意味するのではなく、さらに生産性をあげることにコミットし続けることが重要とされると思います。そうなれば活動の主体は事業会社で持つということが理想形になり、その内製化を支援することがSAPコンサルタントの次世代の働き方の主流になるのではないでしょうか。

出野

私も事業会社にいた時に、情報システム自体に違和感を感じるところはあっても、それをどのように言語化し、課題定義し、解決を進めていけば良いのか分からず。自分には決められた役割があってシステムに口を出すは違うかなと思っていたし、そもそも時間もありませんでした。SAPコンサルタントが請け負うのではなく、事業会社の人材を育成することで内製化を支援することは全く新しい試みですね。当時の私のように漠然と抱えていた課題を自力で解決させてあげることで、働きがいや生産効率を高めていくことに繋がると思います。

大橋

「内製化」を進めていけるパワフルな人材をDNTIから輩出するには、技術革新にアンテナを立てつつ、自らの血肉として吸収し、適切にアウトプットし続けられる、そのような人材を育てていくことがポイントです。

出野

DNTIでは実際に自社のSAP環境やBTP環境を若手主体で構築しており、ハッカソンへの参加などを積極的に行って様々なナレッジの深化に取り組ませてもらっています。SAPだけでなく色々なことにチャレンジさせてもらって、とてもありがたい環境だと感じています。

大橋

DNTIのSAP構築のように、自社をいい意味で実験台として様々な可能性にチャレンジし、知識を深め、その知識を世の中に還元していく。そのようなエコシステムを構築することを我々のコミットメントとして掲げていきましょう。

本日はありがとうございました。

取材協力/喫茶ブラザー(大阪 新世界)