株式会社DNTI

家族を支え、支えられ
地方で先端テクノロジーを操る

九州在住のクラウドエンジニア宇佐美と開発統括の石橋が地方での働き方やDNTIのキャリア形成について語り合いました。
宇佐美:私は福岡県糸島市に在住なのでリモートでの対談という形になりますが、本日はどうぞよろしくお願いします。
石橋

よろしくお願いします。宇佐美さんとは入社して1年の付き合いになるけど実はまだ直接会ったことはないですよね。宇佐美さんは東京の本社に来たことってありましたっけ?

宇佐美

実はまだないんですよ(笑)。お客さまにプロジェクトで呼ばれることもこの1年なかったですしね。コロナが落ち着いたら初出社したいです。

石橋

そうだね。東京に来たときは飲みに行きましょう!

石橋 正章
CDO, AI & DX Lab General Manager
宇佐美 達也
Cloud Engineer
石橋:宇佐美さんの入社までの経緯はユニークですよね?
宇佐美

直近では医療系メーカーで組み立てをやっていました。もともと大学では情報工学部を専攻していてモノづくりやプログラミングが好きなので、いずれはIT系の仕事に就きたいとは考えていました。

石橋

たしか、DX人材育成プログラムに参加してDNTIのプロジェクトにアサインされたのがきっかけでしたよね?

宇佐美

そうです!まずRise by studyさんが企画されたDX人材育成プログラムに参加しました。育成プログラムには100人程の応募があったようですが、たまたま私を含めて5人選出され、6ヶ月間朝から夕方まで講義を受けました。最後の2ヶ月間は有償稼働の現場にアサインされるのですが、それがDNTIだったんです。私としては地元の福岡で就職できればと思っていたのですが、まさか東京に本社があるDNTIで雇っていただけるとは思っていませんでした。

石橋:DNTIは全社員リモートワークだけど、地方に住んでいて何か困っていることはありますか?
宇佐美

むしろすごく助かっています。私は九州の実家で同じ敷地内に祖父母とも暮らしているんですが、DNTIに入社する前に2回ほど祖母が倒れしまったんです。確か脳卒中だったかな。幸い手術が上手くいったこともあって、今はほとんど後遺症もなく生活できているんですが、やっぱり家族としては心配ですよね。そんな状況なので、昼間でもすぐ動ける私が家にいるのは、祖父母も両親も安心すると言ってくれています。

石橋

それは確かに安心だろうね。さらにうちではフレックスタイム制だし、何かあった時に動きやすいですよね。

宇佐美

そうですね。祖父には車の免許を返納してもらっているので仕事にちょっと余裕がある時は買い物で車出しを頼まれます。

石橋

ウチも似たような感じだよ。家族には自宅で仕事をしているって思われてないんじゃないかな(笑)

宇佐美

基本的な社内コミュニケーションツールがSlackなので東京に住んでいたとしてもあまり変わらないかなと思います。私は気を遣うタイプなので、ちょっとした質問をしたい時でもオフィスだと今大丈夫かな?と思ってしまいますが、チャットだと尋ねやすいです。忙しそうな人にもとりあえず質問をSlackで送っておいて、その人の都合がいいタイミングで返事もらえるので、駆け出しのエンジニアの私にとって気が楽なんです。

石橋

なるほど、そういう考えもあるんだね。他にも社内コミュニケーションでは開発チームで朝と夕方の定例zoomミーティングを開催しているけどどうですか?

宇佐美

とても良かったと思います。入社したばかりの頃は緊張するので普段コミュニケーションしていないのに、自分がどうしても聞きたいことだけある時だけ声をかけるっていうことがやり辛くて。でも、朝と夕方のミーティングで直接質問したり、ちょっとした雑談できたりして、これなら普段から声かけても大丈夫かなっていうような段階を踏めたのが嬉しかったですね。

石橋

なるほど、やっぱりミーティングはあった方がいいんだね。私も長くコンサルティング会社にいて、お客さまのプロジェクトがあるとどうしてもそこにしか顔を出さなくなってしまう、そっちに深く入れば入るほど社内の人と話すチャンスがなくなってしまう傾向が気になってて。だから私の開発メンバーには横の繋がりで自発的にコミュニケーションを取ってもらう工夫をしている。

宇佐美

ありがとうございます。ちなみに石橋さんは東京在住ですが、リモートでの仕事環境はいかがですか?

石橋

私としてはリモートか、リモートじゃないかっていう話は全然気にしてなかった。そのときにはもう1年くらいフルリモートで仕事していて、前の会社でも年に1、2回くらいしか出社しなかったし。だからリモートが当たり前になっていて、もう対面/非対面は大きな問題じゃないだろうってかなり前から思っていたね。あとほら、VR(バーチャルリアリティ)みたいなサイバースペース上でも仕事できるような時代になりそうだと感じてて、それがもっと当たり前に受け入れられる宇佐美さんみたいな若い世代が会社に入ってくるのはすごく重要なんだろうと思ってる。普段からそれを実践している人がこの先の世の中を作っていくんじゃないかなと期待しているよ。

宇佐美:石橋さんはテクノロジーに対してとても造詣が深いと尊敬しているのですが、普段から特別なことはされているのですか?
石橋

よく休日も勉強してるんですか?って聞かれることが多いのですが仕事と趣味は私の中では別物って考えてます。趣味は損得抜きで自分のことだけを考える。仕事の時は誰が喜ぶかをイメージしながら開発に取り組んでいますね。

宇佐美

実は密かに石橋さんのことを目標にしているんです。複数のプロジェクトのマネジメントだけでなくて、手元で機器の製作までされているし、開発現場のことも理解されていて、本当にすごいなと。石橋さんを目指して仕事をしていくのが、自分にとって一番いい道なんじゃないかと思っています。その境地にたどり着くまではいくつもステップがあると思いますが、1つ1つ学ばせて頂きたいです。

石橋

そうだね。宇佐美くんと私のキャリア差を考えると20年以上の開きがあるからね。私が宇佐美さんの歳の頃は1つのプロジェクトを任されてて、それを一生懸命やっていた時代かな。今だと4つ5つのプロジェクトを動かしているけど。20年後くらいにそういう立場になっていればいいと思うよ。

宇佐美:仕事から離れた質問ですが、休日は何されてますか?
石橋

最近は海しか行ってないなぁ。子供も大学生と受験生でパパに構ってくれなくなったから(笑)。釣りに行く人は大体決まってて、ほぼ毎週船に乗るんだよね。あるシーズンは必ずここに釣りに行くとか、前の月にお互いの好きな場所決めて行こうとか。あとは自分の好きなところは一人で勝手に行くとかね。最近一番ハマってるのは友達との相模湾ブリ対決かな。宇佐美さんは休日何してるの?

宇佐美

うちでは猫を飼っているのですが、気がついたら一日中猫と一緒に居ることもあります(笑)。あとゲームも好きです。ソーシャルゲームが多いですが、たまに何人かで集まって同じゲームしたりします。通話アプリを使って、FPSだったり他のパーティゲームだったり。ずっとパソコンに向かってると、うちの猫がかまってーって邪魔しにきたりするんですけどね。

石橋

そうなんだ。宇佐美さんの家の近所は釣り師には全国的にも有名な玄界灘だよね。それなのに釣りをしないのはもったいないなぁ。

宇佐美

石橋さんが福岡に来てくれたら私も釣りを始めますよ!

石橋

おお、いいね!東京より先に玄界灘の漁船で初対面することになりそうだ(笑)

本日はありがとうございました。